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​山森農園について

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私たちの想い

人に、梅に、自然に優しい。
循環する梅づくりを。

私ども山森農園では、祖父の代から培われた梅畑を愛情と感謝の想いで受け継ぎ「人・自然に優しい梅つくり」をモットーに、自然と暮らしが循環する梅づくりを行っております。

土と水にこだわり、カルシウム・マグネシウムなどバランス良く配合した含有ミネラルを使用。梅の木、実の生育など全てにおいて「ミネラル農法」で梅を育てています。また当農園では有機肥料を使用し減農薬に取り組んでおります。

さらに当農園では1本1本の木を大切にしたいという想いから、梅の木が生まれてから木となり、実をつけ、そして役割を迎えた後の木は捨てずに薪として私たちの暮らしで活用する循環農業に取り組んでおります。

減農薬散布(木②).jpg

就農のきっかけと葛藤

生き生きして笑顔になれる

仕事はないのか…。

始まりはこの想いから。

農業をする前は東京で暮らしていました。都会の生活に疲れ切った自分が「このままの人生で良いのだろうか?」と自問自答、辿り着いたのが「自然と人生を共にしていく農家」という選択でした。

 

祖父母が和歌山のこの地で梅農家をしていたこともあり、夢と希望を胸いっぱいに24歳の時に移住・就農しました。


農業の経験が一切ないド素人の私は、就農後知らないことばかり。祖父母や同じ梅農家さんが使う物や作業を見て「何でこの農薬や肥料を使うのか?」「どうして毎回同じものを使うのか?」と疑問を聞くと「昔からずっとしているから」「理由はわからない」という返答に納得のいかない日々が続きました。

特に農薬の必要性を知りたかった私は「実際に自分が木になった立場で体験してみよう!」と思い、農薬散布を祖父がする日に、袖をまくり散布している農薬を自分の左腕にかけてみました。その日の夜の入浴中、左腕の方がかゆくなり見てみると、農薬がかかった部分だけが赤くなっていました。「この農薬がかかった梅の実を笑顔で食べることができるだろうか?」と思い減農薬に取り組みはじめました。

そして「自分にしか作れないオリジナルの梅...例えば生でも食べられるような梅を作れる農法はないか?」という思いが湧いてきました。模索を続けた3年後たどり就いたのがミネラル農法でつくる梅づくりでした。

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梅干し昔の作業風景.jpg
2020-1-10 梅の木の選定.jpg

ミネラル農法について

使っている水を変えたら、

できる農作物も変わるのでは?

ミネラル農法はこの1つの想いからはじまりました。農家さんが使う水について話を聞いた際に、農作物に与える水は近くの農水路や雨水を溜めた水を使用していることを知り、それ以降土に与える水を変えました。人間がミネラルウォーターを飲むように土にミネラルを含んだ水を与えています。

カルシウム・マグネシウム・ナトリウムなど多数の微量元素(ミネラル)を配合した水を土に散水することで、畑の土壌PHバランスが取れ、土は柔らかくなり梅が育ちやすい土壌になります。また当農園では有機肥料を使用し減農薬に取り組んでおります。

ミネラル農法の土壌で育った梅の実は皮薄で肉厚に。梅の持つ酸っぱさの中にも口当たりがまろやか。アンズやスモモのような甘い香りや味がする梅に育ちます。

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2017-8-23 手のひらに完熟梅.JPG
2020-3-26ミネラル散布 (1).jpg
ミネラル農法

会社情報

所在地:和歌山県田辺市上芳養764

代表者氏名:山森康博

TEL / FAX. 0739-34-3187

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